ガラスの性質を変える  製造過程で着色したり、不透明にしたりします
 溶融状態で飾る
 製造過程でまだ固まらないうちに

 ● 型を使って模様を付ける
 ● 色ガラスを被せる
 ● 金属や色ガラスを挟み込む
 ● 泡を入れる
 ● 急に冷やして表面に細かいひび割れを入れる
 ● 細い糸状のガラスを巻き付ける
 ● 出っ張りを付ける

 削って装飾する
 冷えて固くなってから

 ● ガラスの表面を削り取って装飾する
 ● 直線的な切込みの組み合わせ→カット(切子)
 ● ダイヤモンドポイントで削る→ギヤマン彫り
 ● 微細な砂を高圧力で吹き付けて削る→サンドブラスト

 絵を描いたり金属膜を付ける
 冷えて固くなってから(その2)

 ● ガラスの表面に何かを付ける
 ● エナメル塗料で絵を描き、加熱・焼き付ける
 ● 金箔等の貴金属を貼り付ける
 ● 透明金属膜をコーティングする

ガラスは色々な方法で装飾する事が出来ます。大きく別けると次のような方法があります。

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19世紀末にヨーロッパで活躍したアール・ヌーヴォーを代表するエミール・ガレは、
それまでの工芸としてのガラスを、芸術の領域にまで高めました。
やがてガレの死と共にアール・ヌーヴォーは終焉を迎えますが、ガレの思想は次世代となる
アール・デコ期の作家ルネ・ラリックなどに継承され、現代に至ります。
このように古くから伝統工芸としてヨーロッパの人々に愛されてきたガラスの彫刻、
繊細にして華麗、幻想的な美しさを演出するガラスアートです。
光線・色彩を受けて、また透過して浮かび上がるエッチングの美しさは新鮮さをかもしだし、
他に類を見ない独創性に富んだ住空間を創造します。

ガラスエッチングとは(ガラスの歴史とガラスエッチングについて)

ガラスがいつ頃から作られているのか、はっきりとは判っていないようですが、
多くの研究者が認めるもっとも古いガラスは紀元前25世紀頃に作られたものが有力と考えられています。
最初に作られたと考えられている場所は、古代オリエントと呼ばれている地方で、よく知られているメソポタミア
(チグリス川、ユーフラテス川流域から地中海東海岸に至る場所)で、古代文明の発祥地の一つと考えられています。
アフリカ大陸からはじまったとする見解もあるようですが、現在ではメソポタミア説が有力なようです。
紀元前15世紀頃からはアフリカ大陸のエジプトでガラスのびん容器の製造が最も進んだ地域であったようです。

ガラス彫刻。その長い歴史の中では様々な技法が発明されました。

エッチングとは元来、薬品によりガラス表面を腐食させることで表現する技法です。
劇薬ですので廃液処理施設を備えなければ出来ない大がかりなものです。
サンドブラストは1870年アメリカのテイルマンにより、船舶の錆落とし用として発明されました。
サンドブラストとは、高圧エアで金剛砂など堅くて細かい砂を吹き付けて加工する事を指します。
その後、このサンドブラストという新たな技法をガラス彫刻用にアレンジする事により、
手軽にガラスを加工することが出来るようになりました。
アール・デコ期を代表するガラス作家モーリス・マリノ(1882~1960)が多用した彫刻技法でもあります。
この技法を使うことによって、短時間で制作できるうえ、彫刻面の深さなどを微妙に変化させることができ、
彫刻に立体感を持たせる段彫りといった事も出来ます。

紀元前1世紀頃古代シリアで吹きガラスの技法が発明されたと考えられています。
細い鉄パイプの先に溶けたガラスを付けて、息を吹き込み膨らませる方法で、
現在でもガラスの成形などに使われる方法です。

この方法によってガラス容器が簡単に作られるようになり、それまで貴重品とされてきたガラスは
広く人々が手に入れられるようになったとされています。
ローマ時代になって西ヨーロッパを経てそれぞれに発展していったとされています。

製造のはじまり

製造方法の進化

ガラスを装飾する方法

ガラスエッチング

サンドブラスト